野菜苗づくり

専業農家の栽培テク。家庭菜園でも役立ちます。

プラグトレーに種まきをする

発芽を揃え、徒長させない事がポイント。

ポイント!

  • 良い仕事をするには、事前の準備が大切です。
  • 種子、培土、覆土、水、温床、被覆物などの用意はOKですか?

プラグトレーで種まきをする。

プラグトレー(セルトレー) を用意して培養土(培土) を詰めておきます。
土の入れ方はリポート8 プラグトレーに培土を詰めるをご覧ください。
覆土 に使う土、砂、バーミキュライト などを準備します。
トレーに使った培土でもOKですが、水の通りが良く、やや重いものが覆土に適します。

1).培土を詰めたトレーを育苗床に並べて水をかけます。
種まき終了後に多量の水を上から掛けると覆土が流亡してしまうので、播種前にジョウロで培土が流れないように注意しながら、少しづつ掛けます。 もしくは、播種 後に底面給水 で水分を与えます。
水をかけた直後は、ビショビショで扱いづらいので、種まきの前日または2~3時間前に行います。

各セルの中央を箸などで凹ませる。

2).プラグトレーのセル中央部を凹ませる。
セル の中央に種子が落ちるようにする為、棒などで押して培土を凹ませます。 水を含むと培土が膨らむので、覆土 が入るスペースを確保する意味もあります。
お箸や鉛筆の背の部分を利用すると良いでしょう。深さ5mmくらいの穴を空けてください。
鎮圧穴あけ用のローラーが市販されています。

ピンセットや箸や棒の先を使ってセルの中央に落として、たねまきします。

3).はがきに折り目をつけて種子を乗せ、ピンセットやお箸の先を滑らすように、一粒ずつセルの中央に落として播種します。

削った割り箸の先に水をつけて、種子を表面張力で吸い付けてまくことも可能。

乾いた種子は、表面張力を使うと楽にまく事が出来ます。
削った割り箸や竹串の先端を濡らして種子に触れると水の表面張力で種子が棒の先端に張り付きます。
そのまま、セルの中央に種子を置くと、今度は、培土の表面張力に引かれて種子は培土表面に残ります。
この動きを繰り返す事で、一粒ずつ簡単に種をまく事ができます。

セルに使用した培土や砂、バーミキュライトなどで覆土する。仕上げに表面をならす。

4).たねまき後に覆土をします。
覆土は、種子の厚さの3倍を目安に行います。
軽い土をかける場合は、少し多めにした方が良いでしょう。覆土が軽すぎると表面が乾いた場合は特に、種皮が取れず子葉が展開できない事があるので 注意してください。
種皮が残ったときは、発芽後の早い段階で霧吹きやジョウロで湿らせ、指先で優しく取除きます。

播種後、軽く水を掛け温床で発芽させる。新聞紙で表面が乾燥するのを防ぎます。

5).事前に潅水 したトレーは、温床 に並べて、乾燥防止に新聞紙等をかけ地温25℃前後で管理します。
かん水が必要な場合は、覆土が流れ落ちない程度に少しずつ行う。又は、底面給水 トレーやビニールシートを用意してトレーの底から水分を与えます。
トマトで4~5日、ナスで6~8日後に発芽してきます。徒長を防ぐために発芽の徴候(覆土の盛上り等)を確認したら新聞紙は、外しましょう。
育苗期間中、同じ温床の中でも温度差があるので生育が揃うように1、2回トレーの位置替えをしてください。