トマト栽培

専業農家の栽培テク。家庭菜園でも役立ちます。

家庭菜園で使えるトマト整枝法

低い背丈でたくさん収穫できる 連続2段摘心法

トマト

ポイント!

  • 花房直下の強い脇芽を伸ばす
  • 主枝の2段目の花房の上で葉を1枚残し摘心
  • 主枝の根本を90度ねじる

トマトは家庭菜園のメインになる野菜です。
支柱の高さを160cmくらいにすると、普通に1本仕立てだと5~6段で摘心して終了です。
出来るだけ長く楽しみたい。たくさん収穫したい、ですね。
そんな場合は、『連続2段摘心整枝法』がおすすめです。
もっとたくさん収穫したいが、「支柱の高さが足りない。」と言われる方は、是非お試しください。

花房のすぐ下の脇芽は、とても強い生育をします。
しばらく、畑に行くのを休んでいると、どっちが主枝か迷うほどの勢いで伸びてます。
この強い脇芽を有効に利用する仕立て方です。

連続2段摘心は、伸びすぎた脇芽をそのまま伸ばして、逆に主枝のほうを摘芯 するイメージです。
2段着果させて摘心する事を繰り返すので「連続2段摘心」なのです!
高い位置には、3段着果させる事も出来るので、草丈160cmで10段目くらいまで着果可能と思います。

株間50㎝程度で定植、支柱を立て上から誘引用の紐を降ろします。
(ヒモ誘引のほか、パイプ支柱に固定する方法もあります。)
低い位置で開始すると果実や葉が土で汚れるので、2段目直下の側枝を伸ばす事から始めましょう。
側枝を伸ばす
1).今、主枝になっている枝(基本枝)の1段目の花房下の脇芽を伸長させる。
2).基本枝2段目の花房が、開花したら葉を1枚残して摘心。
3).肥大を始めたら、基本枝の根本を捻じる。(捻枝・ねんし)
4).今までの側枝が、次の基本枝に成るので 1).に戻り、1段目の花房直下の脇芽を伸ばします。
2段花房ごとに、枝を替えて行くイメージです。

捻枝

伸びた枝は捻じる事で下を向き、垂れ下がるのでトマトの背丈は低くなります。
2段目が肥大をはじめたら、基本枝の基部を片手で固定して、3~5cm先をもう一方の手で握り、左右どちらでも回しやすい方向に捻じり、基本枝が水平になるまで曲げます。
茎を捻る時は力を加減して、徐々に曲げましょう、急激だと潰れたり折れたりするのでご注意ください。
捻枝することで、枝や果房が痛むこと無く、果実の重みで自然に枝が下を向きます。
収穫の済んだ基本枝は根本から切り落とします。

画像はパイプハウスでの中玉トマトです。
斜め誘引も同時に行うので、高さは120cmくらいですが
茎の長さは4mくらいあります。
7月から10月まで栽培してるので、お近くにお越しの際は、お立ち寄り下さい。 参考:連続2段摘心トマト

捻枝後 ねん枝後 ねんし後 収穫