新潟県中越魚沼地域で盛んに作られていた南蛮で、来歴は様々な説がありますが、上越方面や長野県では「ブタコショウ」と呼ばれる同種の南蛮があります。
明治時代にアメリカのトマトソース用の唐辛子が新潟県や長野県に導入され、地域に根付いたのでしょうか。
栽 培
植付けの2~3週間前に石灰と堆肥を施し耕うんします。
肥料は化成肥料を1m²当たり150~200gまき、耕うん後、うねを立てビニールマルチを張ります。
マルチ内の地温が上がったら株間45~50cmで植付けます。
一番果の収穫後に、速効性肥料(NK化成、尿素など)を1m²当たり30~40g 株間に施します。
2回目はうねの肩に、3回目以降は通路へ、根の伸長に合わせて株元から離していきます。
追肥の間隔は草勢を見ながら10~20日ごとに行うのが良いでしょう。 液肥を薄めて水やりを兼ねる事も出来ます。
うね間の通路に湿り気があるように水分を管理します。通路への敷きわら、敷き草なども有効です
1番果は初期生育を促すために小果で早めに取りましょう。
未熟果、完熟果どちらでも収穫できます。
全てを赤くすると着果過多になるので、半分は緑果で収穫します。
なんばん かぐら南蛮苗
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