モコモコの形が楽しい イタリアントマト
- イタリアのフィレンツェ地方で古くから栽培されている伝統品種です。
- カット断面が菊の花びらに見えるので菊形トマトとして日本でも人気です。
- 果肉は甘酸っぱいのでスライスしてオリーブオイルやバジルと共にサラダとして食べます。
- 平均果重150-200g 生食向きの大変おいしいトマトです。
イタリアントマト苗 品種:フィオレンテーノ
9cm ポット 自根苗 販売:店舗 / 通販
普通のトマトであれば「鬼花」として捨てられるようなゴツゴツした花が咲きます。
この花がイレギュラーシェイプといわれるモコモコした外観を作り出します。
表面の形が複雑なため、湯剥きしても旨く皮がむけない物が多いです。
しかし果肉はしっかりとしていて、甘味酸味共に強く、爽やかなトマトの香りも強いです。
輪切りにスライスした形が面白いので、やや薄めにスライスしてサラダなどに使うと色や形が活かせます。
草勢がとても強いので慣行通りに元肥を施すと花が落ちやすくなります。
半分程度に抑えるか、畑ならばゼロスタートでも良いでしょう。
元肥を控えたときは、追肥で調整しましょう。
草勢が強いので元肥は少な目が良いでしょう。
第一段果房は草勢調節の役割があります。
必ず着果させましょう。
ホルモン処理をおすすめします。
果形の影響なのか尻腐れ果の発生が多いと感じました。
予防するには、1.過度な乾燥を避ける 2.適度な水やり 3.摘果、摘葉も有効です。
早期から定期的なカルシウム剤散布も効果的。
植付けの2~3週間前に石灰と堆肥を施し耕うんします。
化成肥料を1m²当たり 50g程度が目安。
丁寧に耕し、うねを作りビニールマルチを張ります。
うね間100~120cm、株間は40~50cmで植付けます。
ホルモン処理は、トマトトーンの100倍液を開花した花に霧吹きで吹きかけます。
1花に1度だけ処理します。葉や生長点に吹きかけないでください。
基本的な栽培方法は大玉トマトと同じです。